コラム

ペットロスから立ち直る5つの方法

はじめに

今回は『ペットロス』についてのお話です。
本記事はこちらの記事を参考にしています。

株式会社サンセルモ 『ペットロスに関する意識調査』
https://sorae.life/column/pet-loss/

皆さんはペットロスという言葉を聞いた事があるでしょうか?
調査によると約8割の人がこの言葉を知っていて、約4割の方が実施に経験したことがあるというデータがあります。

ペットロスとは

ペットロスとはペットが亡くなったことによって引き起こされる悲しみや喪失感のことを言います。

参考記事のデータを見てみても、
「家族(ヒト)と全く同等(32.2%)」や「家族(ヒト)が優先であるがほぼ同等(40.7%)」が72.9%を占め、大半の人がペットを「家族の一員」と捉えていること分かります。

このように大切な存在が亡くなることは非常に大きなショックを与えることがあります。
しかし、『ペットの死』というのは悲しいことに『人間の死』とは異なり、身近な家族や友人からの理解が得られにくい場合があります。
そういった状況は深い孤独感や悲しみを増強させることがあります。

では、こういったペットロスに対して私たちはどのように向き合っていけば良いのでしょうか?

ペットロスを乗り越えるには

ペットロスを乗り越えるための方法をいくつかご紹介します。

1. 身近な人に話す

これはどんな悩みでもそうですが、友人や家族に自分が抱えていることを話すことで、悲しみを和らげることができます。
ペットのことや一緒に過ごしてきた思い出を語ることで、気持ちが整理されていきます。

身近な人に理解が得られず孤立している場合は、同じ境遇を経験した方と話してみるのも良いかと思います。SNSやペットロスの方を支え合うグループというものがあるので、そういったものに参加してみるのも良いでしょう。

2. 写真や思い出を飾る

ペットロスを軽減させる方法として写真や大切にしていたぬいぐるみ、おもちゃを飾るという方法があります。

元気だった頃の写真を飾っておくことで、家に来たとき、いたずらしたとき、うれしかったとき、楽しかったときなど、思い出を振り返ることで、精神的な安定を得ることができます。

そのほかにもスマホの待ち受けにしておくと、御守りのような存在として捉えることができ、気持ちを前に向けることができます。

3. 納得のいく見送り方をする

ペットロスを軽減させるためには亡くなる前に納得のいく治療や介護、見送り方をするというのが重要です。
どのような治療を行うのか、たとえば抗がん剤をするかとか、手術をするかとか、そういったところというのは家族でしっかりと話し合って決めた方が良いです。

ここで納得せずに流れのまま治療を進めていたり、あるいは治療しなかったりして亡くなった場合は後悔がペットロスとなって現れる事があります。

また見送り方というのは死を迎える直前のことですが、
よくあるのが「家で死ぬのを見るのが怖いから、病院で看取ってください」というパターンです。
人間の場合は、病院で看取ることが多いと思います。
しかし、これは私見ですが、ペットの場合はお家で看取った方が絶対に良いと考えています。

学校や仕事場、サークルといった複数のコミュニティがある私たち人間とは違い、
ペットにとってのコミュニティは家族だけです。
家族が一番大好きです。
それを潜在的に理解しているご家族は、ペットが亡くなった後「自分が弱いせいで、寂しい亡くなり方をさせてしまった」とご自身を追い込んでしまうことがあります。

4. 新しい家族を迎える

ペットロスから解放されるためには新しいペットを家族として迎えるのも一つの手です。
ただし、これには注意が必要です。

というのも、
新しいペットを前のペットと比較してしまい、仕草や癖、好みが違うことで、より前のペットを恋しく思ってしまう可能性があるからです。

新しい家族を迎えるタイミングというのはとても重要で、自分の中でペットロスが一段落したタイミングが最も良いと思います。

5. 自分を大切にする

自分がペットロスに陥っていると認識することが重要です。
「自分は今ペットロスで落ち込んでいる」と認識しておくと、
ゆっくり寝よう、しっかり食べよう、外へ散歩に行ってみようと、体調を崩さないようにする努力ができるからです。

亡くなったペットも自分が亡くなったせいでご家族が深く悲しみ、体調を崩してしまうのは望んでいないはずです。
先立って行ったペットのために体調を崩さないように心がけましょう!

まとめ

まとめ
  • ペット飼育者の4割がペットロスを経験している
  • ペットロスを乗り越えるためには
    ①身近な人に話す
    ②写真や思い出を飾る
    ③納得のいく見送り方をする
    ④新しい家族を迎える
    ⑤自分を大切にする

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