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【猫のお部屋】猫が快適に暮らせるお部屋作り方

はじめに

今回は猫が快適に暮らせるお部屋の作り方についてご紹介していきたいと思います。
みなさんは猫の飼育環境についてしっかりと考えたことはありますか?

我々人間が家を探すときって、化粧しやすいように洗面台は三面鏡の方がいいとか、
服をたくさん入れたいのでクローゼットは広めがいいとか、そういう理想っていうのがありますよね?

それって我々人間が社会性を持った生き物で、他人からの見た目やファッションを気にする習性を持っているからです。

猫も一緒で猫には猫の習性に合ったお部屋がストレスなく一番快適に過ごせます。

こういった本来その動物が持っている習性に適した環境を用意することを『環境エンリッチメント』なんて呼んだりもします

今回は猫に1ミリもストレスを感じさせない快適なお部屋作りについて解説していこうと思います。
この記事を読んで、猫とより仲良く暮らせるきっかけになれば嬉しいです。

プライベートな場所を作る

猫はプライベートととても重要視する生き物です。

もともと群れを形成して生活する動物ではないので、一人でゆっくりできる場所を用意してあげることが大切です。

猫が安心感を得られる場所は囲まれている空間や高いところです。

猫を飼っている方なら分かるかと思いますが、段ボールの中に入ったり、本棚や冷蔵庫の上など高いところに登るのが好きです。
そういった場所を用意してことで、猫は安心することができます。

段ボールを用意するだけでも良いですし、お金に余裕があればキャットタワーを買ってあげたり、病院に連れて行く時などに使用する猫用のキャリーケースを部屋に置いておくとそこがお気に入りの場所となることが多いです。

特に、
キャリーケースを気に入ってくれると、動物病院に通院しなきゃいけなくなった時や災害時などで避難が必要になった時に便利なので、慣れさせておくと良いかなと思います。

アメニティは複数用意する

飼育頭数+1個が原則

アメニティっていうのはトイレとか、ご飯やお水を飲み場所、爪研ぎの場所、先ほど話したプライベートが確保できる場所であったりを言います。

基本的には最低飼育頭数プラス1個分多く用意してあげて下さい。

例えば、1匹で暮らしている場合はトイレを2個以上用意するのが理想的です。

猫は気分屋さん

猫はとても気分屋な生き物で、こだわりが強いです。

トイレが少し汚れていたり、ご飯を入れてから時間が経っていたりすると、トイレを我慢したり、ご飯を食べない事があります。

二ヶ所以上、アメニティを用意しておくと、猫は選択する事ができ、より快適な方で用を済ませることができます。

ご飯の場所に注意する

2匹以上の猫を飼っている場合は、ご飯の場所に注意した方がいい事があります。
猫はそもそも小さな獲物を単独で狩って食べていた動物なので、他の猫が視界に入る環境でご飯を食べるのがストレスに感じることがあります。
なので、
ご飯をあげる時とはお互いが見えないような位置で視界を遮ってあげたほうがよいです。(Herron ME et al. CCEV 2010)

みんなで横に並んで一斉にご飯を食べるのを見るのは可愛いですが、お互いの関係性にもよりますが、ストレスを感じている可能性があります。
いつも、べったり横に並んでグルーミングし合ってるぐらい仲良しの場合はそれほど気にする必要はありません。

相席は人でも緊張する

これは人も一緒ですよね。
友達とご飯食べるのはいいけど、もし仮に、お店に入って知らない人と相席でご飯食べるのは 絶対緊張しますよね笑

猫も一緒であまり他の猫が視界に入る状況だと落ち着いてご飯が食べれません。
こういった意味でもアメニティは複数用意し、猫がこっちの方がいいなと選択できる環境を用意してあげた方が良いでしょう。

ハンターの血を刺激する

ストレス発散が重要

猫が夜中に急にバタバタと走り回って、運動会を始めることはありませんか?

あれは猫がかつて獲物を狩っていた時の血が騒いで、テンションが上がっている状態の時に起こります。
このように猫は定期的にハンターモードになって走り回ることでストレスを発散させる必要があります。

猫のおもちゃを使って、一緒に遊んであげることはストレス発散だけでなく、飼い主とのコミュニケーションを取るという意味でも、とても大切なことです。
先ほどのアメニティの話と似てますが、
猫と遊ぶときのおもちゃは何種類か用意した方が飽きが来にくいと言われています。 (S Hall et al. AABS 2002)

知育トイを使ってみる

いやでも猫と遊ぶといっても、
「仕事していて、日中構ってあげれないよ」という方は知育トイを使ってみることをお勧めします。
知育トイとは猫が頭を使って遊ぶおもちゃのことを言います。

通常、狩りをするときは相手も必死で逃げているので、猫も試行錯誤しながら、獲物を捕獲しています。 
室内で飼っている猫に同じような状況を作ってあげるためには知育トイがお勧めです。

知育トイはある一定の条件を満たさないと、
オヤツが食べれないような仕組みになっていて、猫は工夫しておやつを手に入れなければいけません。

こういったおもちゃを用意して、仕事に行くと猫が退屈することなく、日中に遊ぶことができます。
僕がお勧めする知育トイに関してはリンクを貼っておきますので、そちらをチェックしてみて下さい。 

猫と仲良くなる

4つ目は猫と仲良くなるということですが、やはり一緒に暮らす以上、懐いてもらって方がいいですよね。

猫は進化の過程で人間と暮らすことを選んだ動物です。
そのため、イタチとか猪とかそういった動物と比較しても本能的に人間と仲良くなろうとします。

ただ、その距離感っていうのは生まれ持った性格が結構左右しますので、ベッタリと甘えん坊の猫をいれば、逆にあんまり構われるとストレスになる猫もいます。
なので、人間側が積極的に構いに行くというよりは、その子その子の性格に合わせてあげる必要があります。

猫とコミュニケーションを取る

猫とのコミュニケーションの取り方について説明していきます。

猫とコミュニケーションを取るときはまずしゃがんで猫の視線に合わせてあげる必要があります。
その後はゆっくり手を顔の近くに差し出して、匂いを嗅がせてあげます。
これが猫との挨拶みたいなものです。

これが終わった段階でようやく頭や顎下を優しく撫でてあげる良いです。
これで猫側がもう立ち去ろうとした場合はもう追跡してはいけません。
それは猫界のマナー違反となります。

反対に積極的に擦り寄ってきた場合は抱っこしたり、
膝の上に乗せてあげたりして、コミュニケーションを取っていきます。
親密度や性格によるところが大きいので、距離感を掴んで仲良くなって行く必要があります。

猫は〇〇を嗅ぐと安心する

最後は猫は〇〇を嗅ぐと安心するというお話ですが、この〇〇というのはフェロモンです。

猫のヒゲの付け根やほっぺたの近くには『臭腺』と呼ばれるフェロモンが出る場所があります。
猫が家の柱とか、家具の角にほっぺをスリスリしている姿を見たことはありませんか?
あれは実はほっぺから出たフェロモンを擦り付けて、「ここは安心できる場所だ」と暗示をかけています。

匂いで安心できる場所かどうかを判断しているわけですから、他の動物匂いを猫のプライベート空間に持ち込まない方がストレスはかかりません。
あとは猫がいつも擦り付けている場所はあまり洗ったり、拭いたりしない方が良いです。

フェリウェイを使ってみる

こういったフェロモンを人工的に作り出したスプレーやアロマがあります。

『フェリウェイ』という商品名で売られているんですが、
これも動物病院とかだとたくさんの動物がいて、ストレスがかかりやすいので、猫の診察室や入院室にスプレーしてあげることで、猫のストレス軽減を図ったりすることもできます。

フェリウェイは別に薬でもなんでもなくて、普通にAmazonとかでも売っているものなので、リンク貼っときます。
興味があればチェックしてみてください。

フェリウェイ↓

最後に

今回は『猫が快適に暮らすためのお部屋の作り方』についての解説をしました。

まとめ
  • 猫はプライベートを重視する生き物。
    囲まれた場所や高い場所を用意する
  • 猫は気まぐれな生き物
    アメニティを複数用意し、選択肢を与える
  • 狩りを疑似体験できる環境を用意する
  • 適度な距離感で親密度を上げる
  • ほっぺから出るフェロモンを嗅ぐと安心する

Youtubeでは同じような内容をイラスト付きで分かりやすく解説しています。
よければ、Youtubeの方もご視聴下さい。

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